Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

クラスメイトは全員20代前半だった!


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写真は叔母が和食詰め合わせを日本から送ってくれた箱の中にあった永谷園 松茸の味 お吸い物

最後の2袋になって 袋の後ろにレシピがあるのに気がつき,かき玉汁やや和風パスタに使えることが判明、海外に住んでいる者はいつも全て和食の材料が備わっているわけではないのでこういうのは便利

 

 

マッサージセラピストのスクールに通い始めて

 

同時期に入学した生徒3名とひとつ前のシーズンに入学した6名は皆20代前半だった。

 

日本だと厚生労働省から認可してもらっている国家資格取得の学校を除いて

 

民間がスクールを開催して修了書などをもらうようなところに通う人は

 

年齢は様々なので20代も多少いたり、40,50,60代など様々だったので

 

アメリカのマッサージスクールもそんな感じかと思っていた。

 

しかしたまたま私のスタートした時期に一緒になったのは20代で

 

その前は私と同じくらいの世代もいたのを写真でみていたので

 

アラカンの私は年齢のギャップでちょっとショックだった。

 

体力も気力も一番頑張れる20代についていけるのかしらと正直、不安にかられた

 

前の前のシーズンは私と同世代くらいの女性が2名いて、卒業していった写真を見て

 

一緒の時期だったらよかったのにとさえ思ってしまった。

 

でもクラスが始まってから、20代のクラスメイトたちが日本から来て

 

スクールに通うのもまったく初めての私を本当によく助けてくれる。

 

あなたのことは私がめんどうみるからねと言ってくれたり

 

授業中、先生の早口についていけないと

 

テキストブックにハイライトをひいて見せてくれたり

 

いつも、いろいろ話しかけてくれる

 

コスメトロジー科の生徒にも

 

彼女はまだこっちの生活に慣れていないので

 

多めにみてあげてねと伝えてくれたり

 

日本人だから、日本が懐かしいだろうと

 

宮崎アニメの曲をBGMに流してくれたり

 

自分にできることは何でもするからねっという感じで接してくれていて

 

感謝してもしつくせないくらい。

 

クラスメイトはCaucasian (白人3名)、メキシコ系2名、フィリピン系2名、

 

複数のミックス系2名、アフリカ系2名で先生はふたりともCaucasianだ。

 

授業中でも食べたり飲み物を飲むのが当たり前のようになっていて

 

皆それぞれ、いろいろなものを持ってくるが

 

男子はやはりジャンクフード、野菜なしフルーツなしでチップス系、実習で毎回4人セッションするため、とにかくがっつり食べたい20代男子

 

女子は驚くほど健康や美容を意識したものを運んでくる

 

フルーツはまるごと、ヨーグルト系、チアシードに水分やアーモンドミルクを加えたもの、

 

日本人は多分みたこともないような美容健康食的なものを作ってくる女子

 

彼女が実際つくってきた時の写真がないけど

 

タッパーウェアに一段目の層がアボカドをつぶしたもの

 

二段目の層はチアシード

 

三段目の層はオーガニックピーナッツバター

 

四段目がココナッツフレークとブルーベリーっていう形状

 

どろっとしたヨーグルト状の食べものといったらいいだろうか

 

それとかフムスというひよこ豆のディップとスティック野菜

 

あとはホールフーズでよく売っているようなデーツとオーツとナッツを混ぜて

 

固めたものとかで、絶対ジャンクフードは食べませんという感じ

 

女子の方が私はウェルネス業界で働くんだから

 

食べものも意識してるのという雰囲気がそういうところにも強めに感じる

 

そして私より一つ前のシーズンから始めている生徒をシニアの生徒と言うのだけど

 

各シニアの生徒の終了している時間数や合格したテストの数も全てホワイトボードに記入されているので

 

一番をとりたいシニアは圧倒的にその他の生徒と数に差が出ているのが

 

皆も見てわかる

 

すでにシニアの生徒の数人はジョブシャドーを始めている

 

アメリカでは職種にもよるが、卒業する前の生徒がジョブシャドーしたい場所に

 

直接コンタクトして丸一日、影のようについて仕事内容を観察するというのがジョブシャドーのことで、そのアサイメントもある

 

職務体験ではなく、ただただずっと何をどうするのかを観察してリポートするらしい

 

それを数件申し込むのだと言っていた。

 

だから卒業するまで、やることだらけで常に忙しい

 

でも職業病というか、やはりマッサージセラピストなので

 

300時間以上、毎回60分2本、90分2本のセッション実習をするうち

 

体のどこかを痛めてしまう生徒もいる

 

金髪のきれいな23歳のKちゃんは85時間目のマッサージ実習のころから

 

手首を痛めてしまったため、2週間休学しなければならなくなった

 

成績は2番目に良かったのだけど、しかたないこともある。

 

これが深刻な症状に発展したらどうなってしまうのかも心配だ

 

アメリカ人クライアントの体は日本人と違って身長も190cmくらいあったり

 

マッサージテーブルに仰向けやうつ伏せに寝かせると胸囲や背中に

 

かなり厚みがあり、例えば日本人の薄い人だと1/2くらい厚さも違ってくるので

 

テーブルの高さもその分低めにしたりする

 

そして筋肉や脂肪などの組織が硬く厚いので

 

日本人のきゃしゃで薄い体系の人になら無理なくできるセッションも

 

そういった体格の人にする時はやり方を変えないとセラピストの体力も

 

手指も痛めてしまう

 

おもしろいのはアメリカ人の硬くて分厚い体に慣れているセラピストは

 

自分の体重で圧をかけたり、ロミロミの技法で腕と肘を使うので

 

きゃしゃで薄く組織が柔らかいクライアントだと

 

壊してしまいそうでこわいというから、それを始めて聞いた時は

 

まったく感じ方が異なっていることに驚いた。

 

私はやはり薄くきゃしゃな日本人の方がやりやすいけど

 

日本にいると日本人同士で比べるので、自分を薄くきゃしゃとはおもわないだろうけど

 

アメリカでは一般的に日本人はきゃしゃだとおもわれている

 

無事卒業してハワイ州のライセンスをとったらどこで働きたい?とお互いに話したりする

 

日本の民間の修了書をとって働けるのはリラクゼーション施設だが、

 

アメリカのマッサージセラピストはクリニック、(これは日本でいう整形外科、

 

日本では整形外科でマッサージできるのは針灸あんまの国家資格をとった人か

 

理学療法士さん)

個人経営のマッサージパーラーを開く、または雇用してもらう、ヨガスタジオに併設されているマッサージルーム、

 

リゾートホテル、スパ

 

この中で一番お給料がいいのは高級リゾートホテル、仕事の拘束時間は長くなるので

 

キャリアを積んだセラピストは業務委託契約に徐々に変更していくことが多いらしい

 

やはりハワイは観光業でなりたっている場所なので

 

物価の高いハワイでずっと生きていくなら生涯賃金を真剣に考えなけらばならなく

 

この道に進むことを考えるのはこちらでは特殊な事ではない

 

それにしても20代前半でマッサージセラピストになってキャリアを積んでいったら

 

先が楽しみだろうななんて若いクラスメイトたちを見ながら

 

将来この子たちどうなってるのかなと思った

 

 

 

 

   

 

 

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