Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

アメリカの心肺蘇生法のクラス


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ハワイではマッサージセラピストは医療従事者に属すため、

 

2年に1度はCPR 心肺蘇生法のクラスを受講しないとマッサージセラピストのライセンスを継続させてもらえない。

 

約2時間半のクラスで大人、男性・女性、お年寄り、子ども、赤ちゃんの心肺蘇生法を習った。

 

アメリカの女性の死亡原因の1位は心臓病なのだそう。

 

参加者の中にはマッサージに来られたクライアントが心臓発作を起こして、対応したマッサージセラピストもいた。

 

救急車を呼んで待つ間に心肺蘇生法を習っていたから役立ったと話していた。

 

AED があれば、それを使うのだけれど一度も使い方を習っていないとやはり躊躇してしまうかもしれない。

高齢者が治療でマッサージを受けに来るなら、やはり念の為に心肺蘇生法を心得ておくほうがマッサージセラピストも落ち着いて対応できるだろう。

 

以前のことだが、日本のあるインドエステのサロンの中で隣のブースから、

施術中の女性の呼吸が粗くなり苦しいと言っているのが聞こえてきた。

 

そのサロンの従業員がマネージャーに報告している様子で、

 

ドームサウナが辛かっただけで、大丈夫でしょう…という内容が漏れて聞こえてきた。

 

結局、救急車を呼ぶか呼ばないかは施術を受けている客の意向は聞かず、

 

マネージャーと従業員でどうするか決めていたようだった。

 

日本ではリラクゼーションではマッサージという言葉を使うことは禁止されていて、

 

そういった仕事に就きたい人は民間団体に習いに行き

 

ディプロマをもらって就職先を見つけるか、

 

またはエステサロンで1から教えてもらう。

 

でも日本ではリラクゼーションは医療に属さないからなのか、CPRは教えないようだ。

 

日本の接客や技術は素晴らしいと感激するのだけど、

 

万が一の場合、心臓発作があった場合、接客に当たる従業員はCPR を習った方が間違いなく安心。

 

そしてサロンの責任者はAEDもできれば設置しておいたほうがいいと思った。

 

 

 

 

 

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