Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

アメリカ人と日本人のハワイへの思いの温度差


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マウイ島に住んでいるとオアフ島に住んでいる日本人がうらやましくなる

 

オアフ島に住んでいたら、もっとハワイが好きになって不満も減るのにと感じてしまう。

もちろん今まで会ってきたマウイ島の人たちは99%皆本当に親切で優しくて思いやりがとてもある。

 

日本人的な目線で考えてしまうのは日本人にとって便利であることなのだから、ある意味わがままなのかもしれない。

 

例をあげると、今私が通っているハワイ州のマッサージセラピストの資格を取得するための学校について言うと

 

オアフ島には5つくらい日本人専用に授業も実習も全て日本語で対応してくれる学校があり、なんと学費も普通にアメリカ人が通う学校の1/2-2/3くらい安い。

 

調べてみると、実習時に実際にクライアントに接客する時や仕事の応募などに必要な英語まで教えてくれるそうだ。

 

私にとってはなんとも羨ましい話で、そういう事は今通っているクラスメイトに実際に自然な表現はこれで合ってるの?と聞いている私の現状だからだ。

 

マウイ島に住んでいるアメリカ人

 

特に白人のアメリカ人はオアフ島は嫌いで

 

マウイ島のほうがいいと皆口をそろえたように言う

 

私のようにここ数年前にマウイ島に来た日本人は

 

たぶん、日本がかなり住み心地が良い時代を過ごしてきたから

 

いろんな点を比較してしまって、こういう点ああいう点が勝っているとないものねだりしてしまうのかもしれない

 

本土からマウイ島に来たアメリカ人はもともと都会で暮らしたことがなく

 

車でしかどこも行けないような環境、あまり何もないような環境で生きてきた人も多く

 

ホノルルのあるオアフ島だと都会的に感じ疲れるのかもしれない

 

でも、若い人はまた違う

 

20代だと、マウイ島つまんない、なんもないし~

 

働くとこ少ないし、給料も本土の方がいいとこいっぱいあるし~

 

と言って本土に出たがる

 

人によって価値観がまったく異なるのは

 

やはりそれまで生きてきた環境が大きく支配する

 

人は比較検討して一番自分にぴったりする場所で住みたい生き物なのだ

 

私の場合はやはり日本が安心して住める

 

拳銃社会でないし

 

食べものが美味しいだけでなく

 

健康に安心して選べる食材が豊富に手に入る

 

野菜やくだものなどは日本の方が本当に新鮮

 

それと、個人的にアーユルヴェーダーや漢方を学び

 

それに沿った生活をしやすいのもある

 

あとは物価があまりにも高いハワイだと

 

日本にいた時より

 

買い物するにしても

 

外食するにしても

 

旅行するにしても

 

気軽にポイポイと出費する気持ちになれないので

 

我慢も必要だけど、

 

アメリカ人はその場でほしいものを買って

 

支払いがたまっていくことを

 

日本人より平気でやっているのも

 

私的にはよくそんな危険なつなわたりするなと思ってしまう

 

最近のアメリカ人の金銭感覚はやけくそ気味なのかもしれない

 

そして日本のような素晴らしい国民健康保険制度が

 

アメリカにはないことなのはもうアメリカの国の落ち度とも思ってしまうくらいだ

 

だから20-30年アメリカで暮らした日本人でも

 

日本に本帰国を考える日本人が増えているらしいが

 

それだけ長年住むと様々な問題を抱えて

 

日本に本帰国したくても簡単にはできず

 

諦める人も大勢いるそうだ

 

アメリカ人でもハワイの物価についていけず

 

本土に帰る人が多く

 

ハワイから出る数の方が最近では増えているそうだ

 

たぶん環境的にはアメリカ本土より安全だし

 

厳しい冬から解放されたいと願ってきたアメリカ人も多いけれど

 

住宅も高騰していて

 

70-80万も家賃払わなきゃならないのという古屋も多いから

 

その分、生活費は圧迫され、しかも本土の物価の安い州に比べ

 

食べものも高いし、新鮮な野菜や果物が少ないという現実があり

 

ハワイに来たらパラダイス生活と思っていた夢も壊れ

 

またアメリカ本土に帰ってしまうのだろう

 

今後もハワイは中流階級が減っていくとも予想されていて

 

ハワイからはラスベガスへ移住する人が増えている

 

しかし、マウイ島に住む知り合い友人は本当に日本に旅行に行くことが大人気

 

うちの夫は私と数年後は日本に移住するため

 

夫の友人は羨ましがっている

 

しかし、オアフ島は嫌いでも、日本は好き?って

 

それは旅行に行っただけだからと思う

 

日本に住めば、旅行とは違って

 

いつもウキウキ気分でいることはできないし

 

想定外のこともあって慣れない地で落ち込むこともあるだろう

 

なぜか人によっては不運に見舞われてしまった経験があるようで

 

その国が好きだったけどもう行くことはないだろうと考えている

 

最近知り合った女性のマッサージインストラクターは白馬に滞在していた時

 

なんと東日本大震災にあってしまって電気が止まり

 

寒くてたまらなかったし、そばに英語ができる人がいなかったため

 

状況確認ができず弱りはてたので

 

運が悪かった出来事があった日本はもう行かないだろうと言っていた

 

私がインドに滞在していた期間はおよそ1年で、それ以外に数回行ったが

 

イライラさせられることはあっても

 

不運に見舞われることは起きなかった

 

インドで出会った日本人は私のような人もいれば

 

本当にもう二度とインドには来ないと言うほどのダメージを受けた人もいて

 

酷いと事故に遭って入院したり

 

伝染病や食中毒で入院した人もいたし

 

お金をだまし取られた人もいた

 

若い時はいくつかの国で人生を試してみたくなる人もいるけれど

 

ある程度の年齢になれば、それまで生きてきて作り上げた人生観もあり

 

やはり自分になるべく合う場所で人生を過ごしたくなるのも当然だけど

 

退職して老後はタイなどの東南アジアで過ごしたいと思う人もいて、さまざま

 

夫がオアフ島、ホノルルに住んでいる人だったらなあと何度もおもってしまったが

 

最近はもう諦めて、次の目標に向かってやるべきことに集中している

 

どこで暮らしたいかという思いの温度差があるのは生きていた民族的に教育、環境、倫理など様々に要因からの価値観や個人的な経験によって生じるもの

 

本当に次のシーズン、来年は何が起きるのか

 

自分でプランニングをして歩んでいても

 

良くも悪くも想定外な出来事で

 

思い描いていたイメージから別のものに変化したりして

 

そのとおりになるか、ならないかはその時がこなければわからないのが人生

 

 

 

 

 

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