職場の同僚で大学生の女の子がいる。
アメリカでは働いて学費を稼ぐ学生は珍しいことではないけれど…
あまりにも高い大学の費用は本当に問題だと思う。
彼女の名前はメアリーアレス。
ちょっと変わっている名前なので、
他の同僚からよく名前はメアリーなのと聞かれると
彼女はメアリーアレスだと答える。
彼女を見てると本当に真面目によく働いてるなあといつも感心する。
絶対に仕事をサボったりしない。
見た目は今どきの女の子で、可愛い金髪ブルーアイ。
その彼女が先日、仕事中に倒れて気を失った。
彼女の意識が少し戻った時、
その場にいた同僚のひとりが
救急車呼ぼうかどうしようか聞いたが
彼女は呼ばないでと言った。
サンクスギビングデーの少し前から
クリスマスが終わるまでは戦いのように忙しく
出てくれるなら早朝4時からシフト、
夜は10時までのシフトを組むので
彼女は早朝からと夜遅くまでのシフトが
入り交じる日もあり、相当に疲れたのだと思う。
それに学業もあるから、そうとう大変な毎日を過ごしているのだろう。
彼女が倒れて気を失った前日の朝
休憩室で静かにすすり泣いていた。
倒れたのは何かの心労もあったのかもしれない。
店長は心臓発作を起こしてしまった。
すでに1ヶ月近くほとんど休みを取らず、
過労がたまりすぎていたのだと思う。
日本はブラック企業とか
過労死という言葉が一時期流行したけれど
アメリカだってかなりヤバい。
しかも心臓発作を起こしても、
気を失っても、這ってでも仕事に来る。
日本のように国民健康保険などないし
救急車を呼んだら
ひどく高額な料金をとられてしまう。
※下記はDOH による
ハワイでの救急車の基本乗車料金は 2017 年から 2021 年の間に 1,127 ドルから 1,649 ドルへと 46%
高度救命処置を含む救急車の乗車料金も、2017 年の 1,265 ドルから現在は 1,851 ドルへと 46% 増加
さらにこの期間中、1マイルあたりの料金は 16.50 ドルから 23 ドルに増加。
DOH は1 月に州全体でこれらの税率をさらに 10% 引き上げるつもりだと述べた。
しかし2023 会計年度の開始である 7 月 1 日以降、ホノルル市と郡は独自の料金を決定できるようになり、年間 10% の上限に制限されなくなります。
ホノルル緊急サービス局長のジム・アイルランド氏によると、市は将来の料金については決定しておらず、料金は上がるか下がるか、あるいは変わらない可能性があると述べた。
以上
日本は救急車は無料だが、ハワイは使用料、走行距離、税率を調べていくらかになるのか計算しなければならない。
リゾートで来るハワイとは全く違う現実の生活。
また私の中でのハワイのイメージは崩れた。
ハワイに住む人はアメリカの中で
上位を争うほど睡眠時間が少ないそう。
同僚同士の会話が聞こえてきた時
普段のの睡眠時間は3〜4時間だと言っていた。
私は食事は1食、2食抜いても
睡眠時間が少ないのは耐えられない。
睡眠時間が少ないという人の理由は
2つ仕事をしていたり、
借金を抱えていて眠れなかったりするからだそうだ。
楽園のようなところなのに、何故そんなことに？
と意外に思われるでしょうが
睡眠不足になってしまう原因が
下記の記事やその他の様々な記事を読んでなるほどと…
ちなみに夫に保険なしで救急車呼んだら
いくらかかるのと聞いたら、
全く知らないと…
いつものようにお気楽な人だなあと思った。
