Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

親しくなった日系人のほとんどが毎年の暮れに餅つきをしている



 

www.biggerbolderbaking.com

 

 

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※バター餅の画像とリンクは上記から引用させてもらいました。

 

 

マウイ島はホノルルのあるオアフ島に

 

比べると日系人はそれほど多くはない。

 

最近ではハワイ全体で日系は少しずつ減り

 

フィリピン人が増えているそうだ。

 

たしかに職場も日系は2名、白人6名、その他の人種やネイティブハワイアンや

 

フィリピン系が多数。

 

私が知り合った日系の方で、ご近所さんも含め

 

この時代でもまだ年の暮れに自宅でお餅つきされてる方6名

 

そして、自分でついたお餅を配ってくれるのだ。

 

こんなこと、日本に住んでいた時はまったくなかった。

 

6歳くらいまでは父方の祖父母がお餅つきしていたようだったけど

 

それ以降は近所とか親戚、友人知人が臼ときねを使ってお餅つきするような

 

光景は一度も見ていない。

 

本当に不思議なことに、こちらの日系の方はほとんど、

 

または全く日本語を話すことができないし

 

普段も和食を作って食べる習慣も全くない。

 

それでも餅つきの習慣は日本人の伝統文化として2世、3世に残っている。

 

4世の友人は餅つき機を使っている。

 

でも5世以降になると無くなってしまうようだ。

 

餅つきされた後、その餅をどうやって食べるのか聞いてみた。

 

するとお正月にはお雑煮を食べたり、あんこやきなこで食べるそうだ。

 

この辺は日本に住む日本人と同じだ。

 

昨年、大晦日の晩に日系とオキナワンの両親を持つ友人に呼ばれ

 

帰りにはなんと自分でついた餅で作った鏡餅をいただいた。

 

招かれていた他の近所の友人も帰りに車に乗せて帰宅した。

 

途中その友人を家の前で降ろし

 

帰宅して後部座席に置いてあった鏡餅を家に運ぼうとすると

 

アレ?鏡餅がない!

 

レイトンが酔っていたから、間違って持って行っちゃったんだろうと夫...

 

しかし、レイトンは生粋の白人で餅を食べたこともないと言っていた。

 

あの鏡餅どうなったんだろうとしばらくの間、気になっていた。

 

餅と言えば...

 

職場の同僚が

 

「餅は値段が高いから、自分の家で餅粉とココナッツミルクで電子レンジで作るのよ」

 

餅と言っても、その餅は日本のお正月などに食べる餅とは味も食感も違う。

 

それはそれで美味しいけど、スイーツ系の餅で甘い。

 

他にはバター餅と言って、カップケーキと餅の食感がミックスされたような

 

スイーツはハワイのローカルフード。

 

そのバター餅にウベという沖縄系の紫芋が入った紫色のバター餅を

 

フィリピン系の同僚が作って職場に持ってきてくれた。

 

フィリピンの典型的なスイーツだそうだ。

 

紫芋はさつまいもと同じ系統の味だし

 

餅の食感とカップケーキなら

 

日本でも受けるのではないだろうか。

 

マウイ島はホノルルのあるオアフ島に比べて

 

お店の数も食べ物の種類も少ないので

 

物足りないというのもあるけれど

 

私がマウイ島で好きな部分は

 

人がリラックスしていて

 

ちょっとしたことくらいは

 

すぐ許すような優しさがあるところや

 

家でたくさん手作りして

 

皆にシェアしようとする気持ちのゆとりがあるところ。

 

生活は厳しくても、その中からできることをするローカルの人々

 

近所の方に声をかけてもらって

 

ボランティア活動も本当に気軽に参加できるようになっている。

 

日系のお餅つき文化はこれからの世代で廃れていっても

 

それがバター餅などのスイーツに変化を遂げながら

 

何かの形で続いていくのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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