Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

アメリカのカーローンやクレカの問題

写真は食べものが買えない人に配給するフードバンクでのボランティア作業です。

 

最近、アメリカではカーローンの支払いの延滞が増えているそうです。

 

1994年以来もっとも高い延滞率。

 

アメリカでは今までのローンの支払いがしっかりできているか

 

レベルに合わせて個人の信用スコアというものがあり

 

クレジットスコアの低い人たちでも組むことができるローンを

 

サブプライムローンと言って、

 

サブプライムローンを組んでいる人は信用スコアが低いため

 

ローンの利子が高くなってしまいます。

 

今の物価高では、車だけでなく家も何もかもが高い上に

 

金利も高いサブプライムローンを組んでいる人の

 

毎月の支払額は高額。

 

かなり年収が高い人でない限り

 

支払いが追いつかなくなることがおおいにありえる状況です。

 

サブプライムの信用スコアは$600以下

 

平均で新車だと毎月$761/ 約10万円

 

中古車でも$527

 

その他車にかかる諸費用として

 

保険代、修理代、メンテナンス、ガソリン代などの支払いもあり

 

家系を圧迫する要因のひとつになりますが

 

車がないと生活できないアメリカでは

 

車を手放すことはある種、自立した生活ができないということになります。

 

しかしこうした現実からサブプライム層の

 

車の差し押さえは28%増えてしまったそうです。

 

サブプライム層でないスコア$600以上の層の

 

延滞率は低く、信用スコアを保持できているため

 

サブプライム層より低いローンで支払えます。

 

サブプライム層は高い利子のローンを払い続けるため

 

家計が圧迫され、そのためまた支払いを延滞するといった

 

悪循環になり延滞が数回続くと車は差し押さえられ、

 

レッカー車で持っていかれてしまうので

 

車がなくなると、交通機関が乏しいアメリカでは

 

仕事にも買い物にも行けなくなってしまうということです。

 

車や家のローンではなく

 

クレジットカードの延滞率は

 

サブプライム層とは関係なく全体的に増えていて

 

メーシーズデパートなどの大手企業が

 

クレカの支払いの遅れが急増していることを警告していて

 

アメリカの家庭の負債は過去最高になってしまったそうです。

 

これにより、企業の収益が減っているそうです。

 

 

アメリカ人の物の考え方や価値観は

 

住宅などはやがて上がっていくというインフレマインドがあるため

 

投資にポジティブなので

 

富裕層はいくつもの家をアメリカに所持しています。

 

このように富裕層はさらに富裕になり

 

サブプライム層は貧困の負のサイクルから脱出することが困難。

 

この格差は統計を見ても年々広がっていっています。

 

しかしアメリカの名だたる大手企業の収益が一般消費者の

 

クレカの支払い延滞により下がってきているため

 

リセッションに突入するだろうとも言われていて

 

景気が悪くなっていくと

 

さらに中流クラスは下流クラスに

 

ドロップアウトしやすくなるという状態。

 

中流から富裕層を目指す過去のアメリカンドリームから

 

中流から下流になり、ホームレスにならないように持ちこたえるためには

 

やはり賢い消費、堅実な暮らし、無駄な買い物をしないという

 

最低限の自己防衛策が必要ですが、

 

それも直面している自分の状況次第では

 

何の助けにもならないところまで来ている人たちもいるという現状。

 

日本でも過去には自分の経済力を把握しないまま

 

あなたが経済を回す、お金は巡るという言葉にのっかって、

 

よく考えないでお金を使っていた頃がありましたが

 

そんな言葉には騙されない

 

賢い今の日本の20代、30代。

 

 

結局、ローンには利子が付き

 

その分多く支払わなければならないので

 

よほど購入するものの価値が上がると確信がない限りは

 

リスクを抱えることになるし

 

クレカの支払いの延滞をする消費者が大量に増え

 

企業も収益が減っていくというのって

 

クレカの仕組み自体、誰にでも100%経済的に

 

安全に使用できるものではないってことを現わしている。

 

クレカを使うのに慣れすぎた時代

 

基本に戻って自分の収入と消費の関係をきちんと見直すことが大切ですね。

 

この記事は下記のリンクを引用させていただきました。

 

詳細を知りたい方は下記のリンクでどうぞ。

 

www.investopedia.com

 

www.gao.gov

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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