Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

マウイ島火災 身近な人たちの心の状態


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今朝の職場のミーティングで

 

マネージャーから今回のマウイ島火災発生後の連絡事項があった。

 

まだ決定されてないものも含んでの話。

 

本土にある本社が長期の見通しを立てていて各シェルターに何をどのくらい支給できるか、

 

飲料水や生活用品の支給については本土にある本社が検討中。

 

アソシエイト(社員)はカウンセリングが必要なら会社から提供します。

 

心が不安定で仕事ができなければ無理せず休んでくださいという事だった

 

休憩室で同僚の顔をみるとあきらかにいつもと違う。

 

いつもの明るい笑い声も聞こえない。

 

実は火災のあった先週の方がまだ元気だった。

 

火災がおきて3~4日くらいは

 

ただただ驚く心理状態。

 

それから心身的に疲れを感じ始める。

 

そしてこれからだんだん現実的に悲しみを実感するのだろう。

 

だからほとんど皆んな

 

被災状況について口に出さずにいるようだ。

 

 

火災から逃げて助かった夫の息子は先週末から働き始め

 

仕事としてラハイナの被災地域に入った。

 

人体に有害な瓦礫から出る粉塵を浴びて

 

夕方会った時は具合が悪いと言っていた。

 

それぞれのラハイナの家は全焼したので彼女と彼女の母やこどもと暮らす賃貸物件を探し始めていた。

 

そんなに急がなくてもと思ったが

 

各自のベッドもなく寝袋も大変だし

 

プライベートがないのもだんだんストレスになる。

 

仮設住宅が提供されるまで待つのも辛いし

 

できるなら仮設住宅で生活したくない

 

早めに探さないと賃貸物件もなくなってしまうかもしれないと言っていた。

 

夫も昨夜から元気がなくなってきた。

 

ニュージャージからマウイ島に来て初めて暮らしたのがラハイナ。

 

ラハイナのフロントストリートにあるサーフブランドのリテイリングストアで15年以上働き、その後今のアップカントリーに移った。

 

なので映像で火災の後の瓦礫を見ると

 

だんだん目に涙を滲ませ

 

この家に住んでいたんだよ、前に連れてきて見せたでしょ...

 

ここには○○があって、あそこには○○があったのにこんなになっちゃって...

 

当時近所に住んでいた人たちの家も全て瓦礫になっている...

 

隣に住んでいたおばさんはまだ見つかっていない...

 

フードランド(スーパーマーケット)は高い高いといっていたのに、それももうなくなった...

 

喪失感がだんだん出始めているのだろう。

 

これから身近な人たちがどうなってしまうのか不安だ。

 

こんな時、私はどうしたらいいのだろうか。

 

よく考える必要がある。

 

 

 

 

 

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