Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

アメリカ離れ

 

アメリカ人の間でアメリカを離れ、他の国に移住する計画をしている人のブログやビデオをいくつも見た。

 

アメリカを離れたい人たちの理由として、物価が高すぎて生活が大変で余裕がない。

 

治安が悪くて銃乱射事件が次々おこる毎日は安心して暮らせない。

 

州によって法律が違うためか、アメリカのおかしな法律にうんざりしている。

 

アメリカのように医療が高すぎる国では病気になったら大変...などなど。

 

アメリカ人の移住先として、以前から人気があるカナダ。

 

でもカナダの物価もどんどん高くなっているから、そう簡単に移住できないかも。

 

最近人気があるのはタイへの移住。

 

タイの物価が上がったといえ、アメリカの物価に比べるとだいぶ楽に暮らせそう。

 

マウイ島の地元の知り合いはタイに年間の半分くらい暮らし、マウイ島は数カ月だけ暮らしているそうだ。

 

どうしてそれが実現できているのか具体的には知らない。

 

実は私たち夫婦も5年後くらい先、日本で暮らしたいと思っている。

 

マウイ島には夫の父の土地家屋が残っているので一年のうち、少しだけそこで過ごしたいと夫は言う。

 

夫は時々、日本の不便な場所の空き家物件や古民家を買って、修復して住んでいる外国人のYouTubeを見て私にここはどう?、あそこはどう?と聞く。

 

日本の不動産事情はけっこうよく知っている私は、

 

それは地震の時危険。

 

そんな奥地に住んで老後に車を運転できなくなったらどうするの?

 

その古屋付き物件は何故そんなに安いか何らかの理由があるから、簡単に安く買っても、売ることになった時、売れなくて手離せなかったら、延々と固定資産税を払わなきゃならなくなるよと、一から説明しなければならない。

 

ハワイと日本の不動産の価値観はまるきり違うので、そう説明してもピンとこない夫。

 

アメリカは家の古さは関係ない。

 

日本は不動産には減価償却の問題があるから、売る時のことも視野に入れて購入しなければならない。

 

こちらは交通網が発達していないので、もちろん駅近物件なんてないわけで、日本は駅近物件はものにもよるが一般的に不動産的な価値があり、一概には言えないが売れやすかったりする。

 

その感覚がアメリカと日本はまったく違う。

 

アメリカ人は駅の近くなんて、逆に騒音がしたり、いろいろな人が出入りする治安がよくない場所かもしれないと思ったりする。

 

それと家と家の距離が近いのも好きじゃないアメリカ人も多い。

 

歳をとればとるほど、病院に行きやすいとか、スーパーに歩いていけるとか、駅まで歩いていけるとか、車なしで生活できる場所が便利になるだろう。

 

こちらのお年寄りは車しかアシがないので、お隣のおじいさんは92歳だけれどまだ運転しているし、そういうことはここでは当たり前なので、誰も運転免許を返納したらとは本人に言わない。

 

ここでは歳をとって、運転できなくなったら独立した生活ができなくなってしまうことがわかっているからだろう。

 

現実的に、運転できないお年寄りはフードバンクから食べ物をもらったり、頼み事があったら近所の人にやってもらったりしている。

 

だから家にずっといなければならない。

 

やはり誰かに頼むより、自分で自由になんでもしたいはず。

 

東京や都市部のお年寄りは元気に出歩きやすい。

 

コロナ禍で日本人がステイホームしている時期、実は朝のコメダ珈琲はお年寄りで混んでいたそう。

 

お友達とモーニングでお喋りして、ウォーキングがてら近所で買い物したり、病院に通ったり家に引きこもらず、けっこうストレスフリーな生活なんだろう。

 

私と夫は10年後、20年後どうなるかな...

 

 

 

 

 

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