Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

食物過敏症検査の結果が出た。


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こちらに来てからお腹の調子に異変を感じていた。

 

日本にいる時はいたって普通だった。

 

こちらで暮らすようになり、お腹に張りがあったり、ゴロゴロ感があることが増えた。

 

食べた食べ物によって、その日のお腹の具合が違う。

 

ナッツ類、ドライフルーツ類を食べるとゴロゴロするように感じるし、アイスクリームやチーズを少し多く食べてもその症状が出るような気がしたが、はっきりした結果が知りたかったのでテストをすることにした。

 

 

夫も食べ物によっては私より更にゴロゴロが酷い時があるので、私と夫の二人分のテストを申し込んだ。

 

テストには毛髪が必要。

 

夫は禿げなので、脚や腕からの体毛を採取。

 

私は染めているけど、テストには影響しないと書かれてあったので5本を毛根付近から切って、ジップロックに入れて研究所に送った。

 

 

夫はテストする前から、何かの食べものを食べるとお腹がゴロゴロすることがあり、自分の胃腸にはこの食べ物は同意しないみたいだと言っていた。

 

この際だからお互いに食べない方がいい食べ物をはっきり知って不調を取り除きたかったので食物過敏症のテストに申し込んでみた。

 

食物過敏症とは特定の食物を消化するのが難しい場合に起きる。


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食物過敏症があると膨満感、便通の変化、頭痛、疲労感などの症状が生じることがある。

また、過敏性腸症候群、慢性疲労、関節炎、自閉症、ADDなどの慢性疾患を持つ人が経験する症状にも寄与する可能性あり。

 

食物過敏症は食物アレルギーとは別なもので、このテストでは胃腸に炎症を引き起こす食べ物を知って、普段の食生活で、その食べ物を食べないようにすることで改善するためのものだ。

除去食事療法と言ったらいいのだろうか。

 

テストの項目は、高、中、または無反応で色分けされている。

 

赤が最も反応、オレンジが中程度、グリーンは無反応。

 

私の食物過敏症の詳細分析結果は

 

かなりの種類のグルテンを含むシリアルおよび穀物で赤

 

豆乳、アーモンドミルクも赤

 

アーモンド、ピーカンナッツ、ヘーゼルナッツも赤

 

味噌、豆腐、枝豆、なんと醤油、納豆などがオレンジ色というのは意外だった。

 

日本で育ち、食べなれているはずなのに。

 

その他、重金属類では特に赤はなかった。

 

食品添加物の項目では

酸、酸性度調整剤、固化防止剤、消泡剤、増量剤、担体および担体溶媒、乳化塩、引き締め剤、風味増強剤、小麦粉処理剤、発泡剤、艶出し剤、保湿剤、加工デンプン、包装ガス、噴射剤、膨脹剤および金属イオン封鎖剤、防腐剤や甘味料の中のいくつかの食品添加物が赤だった。


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食品添加物まで除去するのはなかなか難しそうだけど、アメリカに来てから私の胃腸が不調になったので、やはりなるべく添加物のない自然なものを食べるにこしたことはない。

 

日本とアメリカでは食品に使用する添加物の種類が違うため、これまで摂取していないアメリカの食品添加物を知らないうちに体に入れていたのだろう。

 

夫の結果は意外だった。

 

ミルク、乳製品、ヨーグルト、アイスクリーム、バターなどが赤。

 

夫はそれらのどれかは毎日食べてきた。

 

長年ずっと食べ続けてきた結果がここ数年で出始めているのだろう。

 

しかしそれらを除去するのは夫にとって容易ではない。

 

他にも食品添加物で赤がけっこうあった。

 

「じゃあピザ食べられないじゃん!」

 

アメリカ人にとってピザが食べられないのって絶望感がある。

 

私は醤油が中程度に反応することがショック。

 

しかし今までは検査したことがなかったので、体が耐えられなくて飽和状態になるまで様々な高反応する食べ物を知らずに毎日食べてきたのだろう。

 

全てを除去するのは難しいけど減らしたり、調節したりするだけでもかなり違いを感じるだろう。

アドバイスではすべての反応性食品を一定期間除去し、その後再導入する必要があること。

 

腸内の細菌のレベルを高めるために、プロバイオティクスおよびプレバイオティクスの摂取。

 

繊維質の多い食品をたくさんとること。

 

これについても日本には食物繊維をたっぷり含んだ料理がいろいろあるから知らず知らずのうち食べていて腸内環境を良くしていたのだろうけど、アメリカに来て夫の食生活に合わせていたら極端に食物繊維の摂取が減った。

 

 

消化酵素のレベルが低下すると消化の効率が低下するため、アミラーゼは炭水化物を分解するアミラーゼ、脂肪を分解するリパーゼが少ないと消化不良、膨満感や鼓腸などの症状を引き起こす。

 

私にはアミラーゼ • エンテロキナーゼ • リパーゼ • ペプシン • トリプシンおよびキモトリプシン などの消化酵素が正常範囲を下回っていることが確認されていた。

 

時々いつまでたっても消化していなくて食欲がないことがあったのは消化酵素が減っていたためだったのだ。

 

 

これらの酵素を含む パイナップル、パパイヤ、キウイ、バナナ、マンゴー、ケフィア、良質の天然ヨーグルト、ザワークラウト、キムチ、アボカドなどを食事に加え消化プロセスを助けたり、 パイナップルやパヤヤをベースにした天然消化酵素サプリメントを推奨。

 

こんな具合のレポートをイーメールしてくれる。

 

970項目のテストの結果が得られて$38/ひとり分。

 

完璧ではないけど、除去食とプロバイオティクス、酵素を含む食べ物を食べて一週間ほど。

 

ごろごろも膨満感もピタッと止まったので$38の価値ありだった。

 

残念ながら日本ではまだこのようなテストをしてくれるところがないみたい。

 

でも日本は胃腸に良い食べ物の選択肢が幅広いので普段から気をつけていれば食物過敏症の症状が出にくいのではないかな。

 

でも腸活は本当に大切。

 

 

 

 

 

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