Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

ハワイに住む若者の夢と望み

 


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入社一日目のオリエンテーションで一緒になったNちゃん。

 

彼女はまだ22歳。

 

マウイ島生まれマウイ島育ちの地元民。

 

彼女はグラフィックアートデザイナーになりたくてカレッジに行くお金が必要なため勉強をしながら働くのだそう。

 

私「本土からハワイに移住したいと思うアメリカ人からラッキーだといわれるでしょ?」

 

N「私はハワイを離れたいの、狭い島の中で一生を終わりたくない、もっと自分を試したいんだ~。だからサンディエゴに住んで働いたこともあるんだよ。頑張ってお金貯めなきゃ」

 

Nちゃんだけでなく、アメリカ本土で挑戦したいと思うハワイの若者は多いようだ。

 

理由は様々で狭い島だけでは自分の能力が発揮できないので、もっと広い世界に出てみたいし、一生を小さな島で生きることに疑問を感じるらしい。

 

更にハワイの労働賃金と物価の問題もある。

 

ハワイの物価はLA,サンフランシスコ、NYと同様にアメリカで最も高いのに、労働賃金は本土に比べ安いのだ。

 

能力があるなら本土でもっと収入を上げたい。

 

親元から自立してひとり暮らしするのにハワイは賃料が高すぎるから本土に行きたい。

 

彼/彼女と一緒に家を買いたいがハワイでは高すぎて家が買えないから本土に住みたい。

 

そういったハワイならではの問題があり、本土に移住したいと考えている地元の若者たち。

 

実際、アメリカ本土より労働賃金が安いハワイは3つ掛け持ちで仕事をしている女性もたくさんいる。

 

私の働いている職場には同僚とシフト交換がいつもできるように用紙が休憩室に置いてある。

 

シフト制の仕事を掛け持ちする人が多く、マネージャーは頻繁に確認しなければならない。

 

 

 

本土に夢と希望を抱き移住したものの、ハワイとの違いに適応できずに戻ってきて親の家に住んでいる若者もいる。

 

でも、とにかくやってみないとわからないのだからしかたない。

 

ハワイの人はのんびりしているイメージがあるけれど頑張っている人はとにかく猛烈に働いている。

 

この日Nちゃんは朝の5:30から1:30, 4:00から9:00まで働くと言っていた。

 

多分12時間労働。

 

頑張った分だけ夢が叶うといいね。

 

 

 

 

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