Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

職場で拳銃強盗と誘拐についてのビデオを見た


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仕事の初日にオリエンテーションがあった。

 

ひと通りの入社手続きのためのパソコンでの書類の記入が終わり、マネージャーが私ともうひとりの新しいスタッフを連れてバックヤードと店内ツアーをした後、様々なビデオを見せた。

 

その中でやっぱりここはアメリカ!と感じた2つのビデオ。

 

1つは拳銃強盗が入ってきた時の緊急時での行動の仕方。

 

とにかく外に逃げる。

 

誰かを助けることより、先ずは自分が安全に逃げることを優先。

 

トイレは1番危険なので逃げ込まないこと。

 

鍵のかからない薄いドアの部屋も危険なので入っては行けない。

 

扉の厚いロックがかかるマネージャーの部屋や休憩室に入れるなら、そこで電気を消して911に電話すること。

 

店内から外に出られないなら、なるべくソファーなど大きな物の影に隠れること。

 

犯人が銃を床に落としたりしたら、犯人に見えない場所に銃を隠したり、銃を棚の下など手が入らないくらいの隙間に蹴りいれる。

 

マネージャー「うちの店舗は拳銃強盗に合ったことはないけど、アメリカ本土の店舗には入られたことがあるのよ」💦

 

新入りスタッフがオリエンテーションで一番先に見せられるビデオが拳銃強盗とはね…

 

そしてもうひとつがCode Adamというビデオ。

 

ウォルマートで起きた誘拐殺人事件の被害者の子どもの名まえAdamをとってCode Adamという名の安全プログラムのビデオ。

 

アメリカは誘拐の数がすごい。

 

デパートやスーパーなどに買い物に行って、ほんの一瞬子どもから目を離した隙に誘拐されてしまう。

 

デパートやストアやスーパーなどで、親や保護者から店舗で働くスタッフやセキュリティは親から子どもがいなくなったと告げられたら、急いでエントランスドアを閉め出口でスタッフの誰かが出ていく客にその子どもに一緒にいるのは君のお父さん/お母さん?と聞くこと。

 

いなくなった子どもの履いていた靴のサイズと形や色をその子の親に聞くのだそうだ。

 

子どもの来ていた衣類は簡単に違う服に着替えさせることができても靴はそうはいかないから。

 

私の住むマウイ島はまだアメリカ本土に比べたらぜんぜん安全だけど、アメリカ本土にたくさんの店舗があるなら、とにかく新入りスタッフはこういうビデオを見るようになっているらしい。

 

拳銃強盗はなくても、いわゆるドラッグ中毒でメンタルがおかしくなってる人が店内に入ろうとして止められてるのは見たことが何度かある。

 

この問題はどうなっていくのかなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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