時々、夫のことを昔の昭和時代のお母さんみたいだと思うことがある。
昔の昭和時代のテレビが白黒だった頃、一家の主婦白いかっぽう着を着て家事や料理をしていたレトロな風景。
主婦は夕方の買い物帰りに近所の人と立ち話。
お母さんまだ喋っているよと呆れられる。
そんな場面をサザエさんで見たと思う。
夫は夕方6時過ぎるとバックヤードからゴルフ場に出てチップ&ポットの練習に行く。
でも練習より、近所の人と立ち話したくて行っているようなもんだ。
2~3日、近所の人の顔を見ないともう寂しそう。
なぜか昭和時代のお母さんのように白いかっぽう着を着た夫が頭に浮かんだ。
週末のどちらかは誰かの家に集まって、お喋りをしたい夫。
この人は孤独になったら生きられないかもねと思う。
ある日の夫との会話で
私 本当に日本に住めるの?
夫 ニュージャージーに30年、ハワイに30年住んだんだから、もうハワイはそろそろいいよ。
私 日本人はこちらのように、そんなに頻繁に集まったりしないよ。
ひとり暮らしとか孤独に慣れている国民性なんだって。
たぶん、日本に行ったら友達たくさん作らないと寂しいかもね。
でも日本語まったく話せないからな~。
今のうちから、少しずつでも日本語会話の練習始めたら?
夫 うん、そうだね。
しかし、今のところやりそうもない。
私は日本で離婚後はひとり暮らしをしてきた。
ひとり暮らしは時に孤独を感じ寂しいこともあるけれど。
半面、何でも自由、自分主軸の時間が流れていく。
ひとり時間の楽しみ方も何通りも身に着けていく。
はたして夫は本当に日本での生活は大丈夫なのか...