Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

困った人たち


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離婚調停中の友だちがいる。

 

彼女は夫と暮らしていたハワイの家から、先月の末カリフォルニアの実家に戻った。

 

彼らは私たちのすぐ近所の人に住んでいて、私達のビーチでの結婚式の立会人にもなってくれた人たちだった。

 

その時、私たちは彼らがが数年間も家庭内別居をしていたなんて全く知らなかった。

 

彼女から電話がかかってきた。

 

彼女は延々と離婚することになった彼女の夫の愚痴を泣きながら言い続けた。

 

 

 

「○ ○は私を家から追い出して、私のパピー(飼い犬)も奪い取り、私を独りぼっちにした冷たい男、何もかも奪い取って、私の人生をメチャクチャにしたのよ!ガールフレンドをあっという間に作ってしまったしホントに最低、酷いヤツよ、私は男なんて信じないから、ボーイフレンドも作らない…etc,etc... 」

 

毎回言うことが同じ。

 

夫婦の間のことは他人にはわからない。

 

どちらが正しいとか、どちらが間違ってるとかは他人にはわからない。

 

どちらかの言い分だけを信じる事もどうかと思うから、どちらかの味方にもなりたくない。

 

私はあなた達の離婚に関与しないよと伝えても、話し始めるとどうしても、泣きながら彼の悪口を言って愚痴るのだ。

 

彼女だけでなく、もうひとり彼女と同じ事をしている人がいる。

 

誰とは言わないが私たちの関係者。

 

彼は同棲していた女性との間に子どもができた。

 

昨年その女性は彼の元から離れていった。

 

彼らは子育てをめぐって弁護士を雇い、調停での結論に従った。

 

その女性と彼は交代で子どもと一緒に暮らすことになつた。

 

その女性はもう2度と彼とは会いたくないので、もしそれを破ってストーキングした場合は警察を呼ぶという書面にお互いサインをした。

 

彼は別れてからも、まだ彼女に未練があり何かと子供の事にかこつけて彼女にメッセージで連絡をしようとするので、彼女は更に彼に嫌気がさすのだ。

 

彼女に冷たくされると落ち込んで、彼は夫に電話をかけて、わめくように、まくしたてるように喋り続けるのだ。

 

夜遅かったり、朝の5時半にも電話がなったことがある。

 

そういう人達には共通点がある。

 

なりふり構わず人に何度でも愚痴を言い続ける。

 

多分、それは癖になってしまっているのだろう。

 

ちょっと辛いとすぐ人に電話して聞いてもらおうとするが、それはその場の自分の感情を聞いてもらう事で少しスッキリするだけ。

 

時間がたてばまた同じ負の感情に覆われてしまうのだ。

 

感情に振り回されてばかりで、真面目に自分と向き合い今後の人生をどうすべきか考えようとしない。

 

もちろん辛い気持ちもわかる。

 

 

でも、どんなに泣きわめいて愚痴を言っても問題は解決しない。

 

私は離婚した時、周囲の友人に誰ひとりとして話さなかった。

 

それが正しいとか正しくないと言いたいのではない。

 

人の人生は千差万別なので、よ~く考えて最終的には自分で決めるしかない。

 

離婚は人生の中の節目となり、自分の人生をよく考える時間を持つきっかけとなった。

 

精神的な自立、独立は、たとえ辛くても自分自身でよく考えることから始まるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

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