はじめてのおつかいという日本のロングランの有名な番組。
日本にはファンがたくさんいると思う。
出演している幼い子どもたちが可愛くて、見ていると思わず微笑んでしまう。
おつかいに行くことを不安がって泣いている子どもにお母さんがなだめてお使いに行かせるのだけど、お母さんも内心はドキドキ心配している。
そんな光景を見てあたたかい気持ちになる素敵な番組...
のハズなので、夫に見せてみたら…
「なんで、あんな幼い子どもにひと
りでおつかいに行かせるの?かわいそうに…」
えぇぇ~!
そんなふうに思うんだ!?
私は夫がこの番組を見て、微笑ましく思ってくれると期待していたのだ。
一言でいうとアメリカと日本の文化の違いなんだわ。
アメリカ人夫は日本の文化を本当に知らないから、そう感じたのだ。
アメリカだったら、子どもひとりでおつかいに行かせるなんてありえない話だからね。
アメリカは環境的に安全とは言えないというのもあるし、物理的に買い物も学校にも歩いて行ける距離にない場所にすんでいる人がほとんどだ。
親が子どもをどこでも車で送り迎えする。
高校を卒業するまで送迎する家がほとんど。
一方日本は通学時には緑のおばさんやおじさんが通学路に立ち、子どもの横断を助けるし、誘拐防止のために地域の家には、なにかあったらその家に助けてもらえるように、子どもにわかる目印を家の外に貼ってあったりする。
アメリカでは学校での銃乱射事件がどんどん増えているから、子どもが学校に到着しても1日無事で過ごせるか心配しなければならない地域もある。
やっぱりなんだかんだ言っても安全性を考えたら、子育てするならアメリカより日本が良さそう。