Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

日本人はアメリカ人から几帳面と思われている?


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私が仕事の求人に応募する時のレジュメで自己PRを書いている時、夫が私に言ったことのいくつかで、それって私が日本人だからバイアスかかってるんじゃない?と思ったことがある。

 

・Organized きちんとやる、計画性がある、物事を整理整頓する能力が高い

・Detail oriented 几帳面、細部に気を配る、細かい作業が得意などの意味

 

このふたつを夫から言われて、えぇっ? と感じ、 まぁそう思うかもね..とも思った。

 

日本にいた時は、家族、友人、仕事上で同僚や上司から特にOrganized/Detail orientedと思われたこともなかった。

 

私的にはまあ普通くらいと思っていた。

 

日本で仕事上で出会った人の中には驚くほどOrganized/Detail orientedな人もいた。

 

アメリカでヒットしたKonMari 近藤麻理恵さん。

 

整理整頓のエキスパートのコンサルを受ける人もいるようだけど。

 

アメリカ人にとって彼女はとても日本人的に感じるのだろう。

 

 

夫が日本に来た時、私たちが道を歩いていたら建築用の長い材木が積まれているのをたまたま通りがかりで見た。

 

私は特に何も気に留めなかったのだが夫はその材木を見て、すごい!と驚いた。

 

どの板もまっすぐで、しなってない。

 

アメリカのホームセンターでは、こんなまっすぐな板はない。

 

だから、一枚一枚、確認しながらなるべく状態の良い板を選ぶようにするんだと夫。

 

細部にこだわり、仕事を極める...みたいな日本人の仕事。

 

多分、日本に来る前に抱いていた日本人の印象に出会ったから、出てきた言葉なのだろう。

 

私が夫の家に来て、こんなんじゃ毎日うんざりすると思ったことがいくつかあった。

 

一つ目はキッチンの棚に様々なサイズや形のプラスチックの保存容器が溢れるくらいあって、それがぐちゃぐちゃに突っ込んである。

 

例えば、使いかけのカットしたレモンを入れておく小さ目の容器を奥から出そうとすると、詰め込まれた容器がなだれ落ちてきてしまう。

 

それを拾ってまた詰め込み、無理やり棚のドアを閉める夫。

 

こんなことを毎日のように繰り返すなんて!

なんてめんどくさいことを繰り返すのか...

私はやりたくないと思ったので整理整頓をしなければならなかった。

 

それを見た夫は私に感心して、友人が訪ねてきた時に整理された棚を見せた。

 

日本人なら、そんなの普通なこと。

 

こちらではこんなことも、しょっちゅうある。

 

友人から電話やメッセージが急にあり、急に家においでよ、とかどこかに行こうとか。

 

友人宅に行くと髪もどうでもいい感じに縛り、もちろんノーメイク、着古しのTシャツで出迎えてくれる。

 

あまりにきちんとしている人も疲れちゃうけど...

 

まあほとんど全てが大雑把なのだ。

 

日本にいた頃、私の周囲の友人が今度どっか行こうかという時、先のスケジュールで○月〇日はどう?と聞いてくることがほとんどだった。

 

内用も細かく話し合ったり...

 

それがまた楽しいんだけどね。

 

そういうのも、夫にとってはOrganized/Detail orientedなのだろう。

 

日本は各自のおちゃわん、お椀、お箸を使う文化があり、一汁三菜など料理も毎回何品か作る。

 

アメリカは各自の食器などないし、たいてい単品しか作らないから、日本の食生活も細かいと感じるのかもしれない。

 

私がここに来てすぐの時、夫のチェストの上をすっきりかたずけ、多肉植物を飾ったのもつかの間...

 

相変わらず、夫のチェストの上は物でいっぱいで何かを置く隙間もない。

 

日本で暮らすなら、そうはさせないぞ~

 

 

 

 

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