Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

なんと派手な離婚劇 ②


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私が何気なくFacebookを開くと、すぐに彼女の投稿が表れた。

 

そこには彼女の夫の恥ずかしい写真。

 

どうやら、彼はバスルームで上半身裸のセルフィ―を撮った様子。

 

その写真をなぜ妻が持っていて、自分のFacebookに投稿できたのかはわからない。

 

彼女の夫はデーティングサイトで知り合った女性に見せるためにセルフィを撮ったのかもしれない。

 

その恥ずかしい夫の写真とともに、彼女のテキストを見ると...

 

この男は私のパピーを盗んで連れていってしまいました。

 

私のパピーを取り戻してくれた人に報奨金を支払います。

 

うわぁぁぁぁぁぁぁ、なんて事やってしまったの!

 

彼女たち夫婦の事情を知らない人は、気の毒がるコメントをしたり、報奨金について問い合わせする男性のコメントもあった。

 

その彼女の投稿を発見した彼女の夫はかなり驚いたに違いない。

 

それはもともと僕が飼っていた犬だ。その犬の耳には僕の名前で登録した時の番号のマイクロチップがはいってるのが証拠だ。

 

彼女は僕の金庫を勝手に開けようとして、中にある金塊や銃を取り出そうとしたとコメント。 

 

アメリカ人のFacebookあるある...

 

婚約中や結婚したての頃は、どんなにお互いに愛し合っているかを表現した写真やテキストをこれでもかと投稿するのに、離婚に発展すると全く何も投稿しなかったり、泣き言を言ったり、泣いている顔をセルフィして投稿したり、彼女のように離婚する夫に恥をかかせようとしたり...

 

自分が後で冷静になった時、みっともないことをしたと思わないのかしら。

 

あれだけの事をしたら皆の彼女に対する印象はそう簡単に消えないでしょう。

 

その彼女の投稿前後の数日は、用もないのに彼女からメッセージが頻繁にきた。あの男は私のパピーを連れていった。私はどうしてもパピーを取り戻したい。

 

私はアロハガイは信用してないの。

 

はあ? どゆこと?

 

彼女の言うアロハガイとはハワイに住む彼女の夫と一緒にゴルフをする地元の男たちのこと。

 

彼女と彼女の夫は数年前にカリフォルニアからこのマウイ島に来て家を買ったのだ。

 

彼女は彼女の夫のゴルフ仲間は夫の味方をしていると思っていたのだ。

 

だから私の夫も彼女の中ではアロハガイに当たるわけだ。

 

彼女がアルコール依存症から立ち直る時、私たちは彼女を夕飯に呼んだりしていた。

 

夕方から夜にかけてアルコールに手を出してしまわないように友人宅で一緒に食事をする。

 

私の夫はそれに協力してきたのでアロハガイと彼女に思われて不愉快になった。

 

それから数カ月が経ち、彼女が我が家に訪ねてきた。

 

たぶん、私カリフォルニアに戻ることになりそう。

 

まだ離婚調停中だけどね。

 

彼女は彼女が住んでいた豪華な家を離れたくないが名義は彼女の夫のものなので、今後住むことは難しそうだった。

 

そして今度は入れ替わりに彼女の夫がカリフォルニアからハワイに戻ってきた。

 

なんと新しいガールフレンドを連れて。

 

私たちの結婚式の立会人になってくれた夫婦が離婚になり、これから彼女と彼にどう付き合っていくのか、全くわからない。

 

 

 

今のところ、私の友人知人は私の夫の友人の妻や彼女なので自分からどこかで知り合った人たちではない。

 

友人知人の境界線が自分の中であいまい。

 

彼女たちの中のひとりCOからは特に用がなくてもメッセージがきたり、電話がくる。

 

その彼女は夫の友人CRのガールフレンドで去年から彼女が彼の家に引っ越してきて一緒に住んでいる。

 

その近所の友人はしょっちゅう友人を呼んでBBQするのが好きで、私たちも毎回呼んでくれる。

 

彼女は韓国系アメリカ人で時々、韓国料理を作ってくれる。

 

マウイ島に来たばかりの頃、夫の基本的食生活であるピザやファーストフードや冷凍食品のジャンクフードばかりに合わせていて体調が悪くなっていった時に彼女の韓国料理で胃腸がほっとした。

 

マウイ島は車がないととても不便。

 

彼女はまだ46歳なのに、運転しないと言う。

 

運転しなければもはや自由に生活できないマウイ島。

 

CIは12歳で韓国からニュージャージー州に移住し、その後はアメリカ本土のあちこちに住み、マウイ島に落ち着いたそうだ。かつては運転していたのに、今はずっと家の中にいるしかない。

 

 

ある日なぜ彼女が運転しないのかについてCRが夫に言った。

 

それはまたしても、アメリカあるあるな話だった。

 

彼女はこれからどうするのだろうか

 

 

 

 

 

 

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