Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

なんと派手な離婚劇 ①


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私たち夫婦がビーチで結婚式をした時の立会人になってくれた夫婦が離婚になってしまった。

 

私は特に結婚式などしなくてもよいと思っていたが結婚証明書が手続き上必要だった。

 

私は婚約者ビザでアメリカに入国したため、入国日から90日以内に結婚をして結婚証明書を取り、その後にグリーンカードの申請という流れになるため、結婚式には立会人が必要だった。

 

その時に夫がゴルフ仲間に頼んで、その夫婦が立会人になってくれたのだ。

 

ビーチでの結婚式が終わり、レストランでその夫婦と4人でブランチをしてシャンパンでお祝いしてくれた。

 

その時は長年一緒にいる気のしれた馴れ合った夫婦なのだと思いこんでいた。

 

彼はロコモコを頼んで、私たち夫婦はまだ朝だったのでエッグベネディクトを頼んだ。

 

彼の妻は「この人は肉ばかり食べるから、この人の汗はmeat sweat、もっと野菜食べなきゃダメよ」と冗談を言っていたので、奥さんは冗談ばかり、旦那様は無口なシャイな人なのかと思っていた。

 

そして私に手作りのパールのブレスレットをくれた。

 

そんな想い出があるのに、なんとその夫婦は離婚になってしまったのだ。

 

仮面夫婦という言葉があるが、その時はすでに家庭内別居をしていたらしい。

 

私たちはそんな事は全く気がついていなかった。

 

それなのに、私たちのために立会人になってくれたことが今となれば気まずい。

 

私たちは数回その夫婦を夕食に招いた。

 

夫婦が夕食に来た時、妻の様子がかなりおかしかった。

 

泥酔していて、私の夫の作った料理に酔いながら皮肉を言ったり、彼女の夫と彼女の父が不仲で辛いと言ったり、ロレツもおかしくなり、部屋の中をまともに歩けないほど酔っていた。

 

彼女の夫はこれ以上は醜態を見せまいと彼女を連れて帰った。

 

それから少し経ち、私の夫が奥さんは元気かと聞くと、彼女はあまり生きられないかもしれないと言った。

 

彼女は酷いアルコール依存症で、肝臓がこれ以上は持ちこたえられなくなり、保険の関係でカリフォルニアの病院に長期入院していると言った。

 

そうだったのか、そんな事情があったとは…

 

しかし彼女は3ヶ月の入院生活の後、ハワイの自宅に戻ってきた。

 

彼女は断酒の会に入り、もう二度と飲酒しないために家中の酒類を捨てたし、彼女の夫も飲まないで協力した。

 

そしてある日、私たちこの近所にもう1つ土地を買ったの、そっちのほうが眺めがいいから…

 

そして、私の夫と彼女の夫がホノルルのゴルフコンペに行くことになり、私も一緒に行ったが彼女は私たちを空港までの送迎をしてくれた。

 

そんな状況だったので夫婦仲は良いのかと思っていたのだ。

 

そしてその一ヶ月後に、彼女の夫はカリフォルニアに仕事に行ってハワイには3ヶ月は帰ってこないから、夕食に来てもいいと聞いてきた。

 

そして私たち夫婦は彼女が寂しいのではないかと思い、何度も彼女に夕食に呼んだ。

 

彼女も私を連れてファーマーズマーケットやペインティングパーティーなどに連れて行ってくれた。

 

ある日、またファーマーズマーケットに行った帰り、車の中で彼女が「私たち、離婚するのよ」と突然言った。

私はまた冗談を言ってるのかと思ったが、「彼は本当に冷たい男、私達はもう数年間、家庭内別居してるの」と言って、コンバーチブルの車を私の住む家の方に運転しないで、自分の家に勝手に走らせていった。

 

「来たことなかったよね、ちょっと上がって家の中を見ていって」

たしかに今まで私たち夫婦を一度も家に招いたことがなかった。

 

彼女たち夫婦の家はプール、ジャクジー、ウッドデッキ、フロントヤード、バックヤード、ファイアーピット、室内の仕様も豪華で、古ぼけた手直ししなければならない私たちの家とは大違い。

 

車は彼女のコンバーチブル、夫用の車3台、ゴルフカートも車庫にある。

 

「離婚になったら、私はこの家を出ていかなきゃならないかもしれない、ハワイが好きだし、この家が大好きなのに…」と言って、何も料理しない豪華なキッチンカウンターに寄りかかった。

 

ちなみに我が家のキッチンの扉は古すぎて開けしめするたびにギーギー音がなる。

 

そして金庫を見せて、「彼がいないうちに、この金庫を開けたいの」

 

「誰か開けてくれる業者を知らないかしら」

 

私にはどうすることもできないので答えることもできず困った。

 

ある日、彼女からメッセージが来た。

 

メッセージで

 

「彼は本当に酷い男、私のパピー(飼い犬)を盗んでカリフォルニアに連れてってしまった。私はスティンキー(その犬の名前)を取り戻したい。 それにあなたの夫のことも信用できない」…

 

なぜ彼女が私の夫を信用できないと言っているのか。

 

それは彼女の夫と私の夫はゴルフ友だちでしょっちゅう一緒にゴルフをする仲。

 

そして彼女が私の夫に例の金庫を開ける業者を知らないかと尋ねられた時、私の夫は本当に知らないのでそう答え、その時に「君たち夫婦の離婚には関与しないつもりだよ」と伝えたのだ。

 

彼女は私たちを自分側の味方につけたかったのだ。

 

それから数日後、フェイスブックを何気なく開いた。

 

すると彼女は驚くような酷い内容を投稿していたのだ。

 

彼女は何てことをしでかしてしまったのか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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