ナマケモノとは動物のなまけものの事。
Zootopia というアニメではDMV(アメリカの運転免許センター)の職員の仕事のろさを動物のナマケモノに例えている。
私もマウイ島のDMVで不愉快になったことがある。
日本国政府とハワイ州の運転免許試験の一部の相互に関連する協力覚書に基づき、ハワイ州在住の日本人は日本の有効な運転免許証があれば実技試験と筆記試験なしに適性検査だけでハワイ州の運転免許証を取得できる。
それでも日本からわざわざ運転免許証や戸籍謄本を取り寄せたり、様々なノル書類を集めて、ホルルの日本領事館に申請しなければならない。
申請した日には受け取りさせてはもらため、7日目以降にもう一度取りに行かないとならない。
マウイ島に住んでいるとわざわざ飛行機に乗ってオアフ島のホノルルに行くわけだ。
そんな面倒くさいことをして自動車運転免許抜粋証明書を取り、また他の書類も集めて最後にマウイ島のDMVに行った。
私の番がきて、窓口に行き、必要書類と日本の運転免許証を提出した。
すると私の担当の職員が二人の女性職員と何かを相談している。
あなたの日本の運転免許証には中型車にチェックが入っています。
アメリカでは日本の中型車の重量では運転できませんと毅然とした態度で言う…
「おかしいな…中型も大型もなく普通車という認識だし、日本では大型大型車両などではない限りこの運転免許で運転してきたわけだし、日本領事館の運転免許証に詳細がありそれを読み、日本領事館で申請してきた訳で、私のように日本の有効な運転免許証を持っている人はハワイの運転免許証を取得してますよ。」と伝えた。
彼女は今まで日本から来た人と対応したことがない様子。
ホノルルのDMVや日本領事館などに電話して確認後、彼女たちが職務上知らなければならなかった事を知らずにいたことが判明。
このまま彼女たちに言われるまま引き下がったら、全ては水の泡となり日本から取り寄せた書類も無駄になっていただろう。
ちゃんと仕事してくれ~と心底思った。
DMVはのろいだけでなく、仕事内容もきちんと把握してないようだ。
オットのゴルフ友達がハワイのレイやブーケを作る会社のマネージャーをしていて、卒業シーズンに備え、これから繁忙期になるので奥さん暇なら働きに来ればと声をかけてくれた。
就労許可が下りたので、そく返事をして面接に行った。
仕事が出来る日も伝え、回答を待っていたがなかなか返事が来ないのでこちらから電話してみた。
電話口ではまた仕事に来る日は何曜日かと聞かれた。
では今日の午後にもう一度かけ直すと言うので待っていたが、その後10日経過しても電話はなかった。
約束してもスグ忘れるし、とにかくここの人たちはやることがとてものろいのだ。
連絡が来るのは1ヶ月も2ヶ月も先かもしれない。
日本の素早い対応と同じことを期待してはいけないだ。
こんなことならホールフーズの健康関連のセクションの仕事に申し込めばよかったのに、断ってしまったことが悔やまれた。
私は9月に日本に帰国して家族に会う予定があり、その後はセラピストスクールに通うため8月末までのテンポラリーの仕事が必要だった。
ホノルルは日本食レストランや日本のスーパーなどたくさんあるし、日本の旅行会社や雑貨の店などいろいろあり日本人向けの求人がいくらでもあるが、マウイ島は日本人がほとんどいないし、ホノルルにあるような日本食レストランがない。
日本食の名前がついたレストランでも、オーナーはフィリピン系で日本で食べる和食の味ではないし、働いている人は日本から来た日本人ではない。
マウイ島で日本から来た日本人が仕事を見つけるのは簡単ではない。
私が日本で働いていた会社はホノルルにもモデルルームや案内所があり、日本から来た社員もいる。
私がホノルルに住んでいるなら、そこで働きたかった。
それを言っても始まらないので、今はとにかく仕事を探すしかない。
そうこうするうちに、私たちの結婚式の立ち会いをしてくれた夫婦が離婚となり、すごいバトルになってしまった。
家とペットの犬その家の金庫には金塊と拳銃が2丁。
それらの奪い合いになっている。
妻側は私たち夫婦も巻き込むつもりのようだ。
どうなってしまうの?
嫌な予感がした。