Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

マウイ島火災後 島の人々の思い


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職場の早朝ミーティングに本土カリフォルニアとノースキャロライナ総括マネージャーたちがやってきた。

 

被災された方のいるシェルターに寄付金を納めたことや

 

家族や友人が被災している社員には会社から

 

水、バッテリー、衛生用品、化粧品、、、などを支給するので申し出てくださいと

 

マネージャーのひとりが伝えてくれた。

 

私が入ったばかりの頃、指を怪我した時

 

救急箱を開けて手当してくれたメキシコ系の男性が

 

あの日以降まったく来ていないねと

 

フィリピン系アソシエイトが言った。

 

他にもあの日以降、まったく来ていないアソシエイツがいる。

 

その中のひとりは私と同じ入社日で一緒に

 

オリエンテーションに出席した人

 

アメリカ本土でグラフィックデザイナーになって働きたいので

 

カレッジに行く費用が必要だからここで頑張って働くのと言っていた。

 

無事でいるといいのだが。

 

休憩室では、ある女性のアソシエイトが

 

友人はこの地点から海に飛び込んだのと地図を見せていた。

 

でもその友人の家は全焼したから彼女は今うちにいると言っていた。

 

夫の親しい友人のSは親しかった友人が

 

今回火災で亡くなったことが判明して

 

電話口で泣いていた。

 

 

行方不明者の捜索が早くすすまない理由

 

彼が言うには

 

人を火葬する時の温度は900度

 

今回の火災で車が溶けて焼けた温度は1200度

 

つまり車の中にいた人の遺体が見つからないのは

 

火葬して灰になるよりも更に高い温度だったから

 

とてもショッキングなことを聞いてしまった。

 

死亡が確認されたことは言う言葉もないほどのことだが

 

火災での行方不明者を捜索する家族や友人

 

心が潰れてしまうくらいの心配で

 

毎日を過ごしている。

 

今は皆、できることをするだけしかない。

 

 

 

 

 

 

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