先月末にやっとマッサージスクールを卒業できたので
少しほっとしたが、、まだ本番の州の資格取得試験の勉強をしなければならい。
マッサージスクールでのクリニックでのマッサージ実習は160時間以上で、
実際にクライアントへのマッサージを見習いという立場で行った。
華奢な日本人でなく大柄で分厚い体型が多いアメリカ人なので
一日4人マッサージするとけっこう疲れる
マッサージだけでなく、学校ではシーツやタオルの洗濯や掃除も空き時間にしているので、働ききどうしだ。
実習と言ってもクライアントは実際に学校のクリニックに料金を支払ってマッサージを受けに来るので妥協はできないし、
中には難かしい注文をするクライアントもいるし、
糖尿病で腕にパッチを貼っている人や、脊柱後弯症や坐骨神経痛など様々な症状を改善するために来るクライアントもいるので、生徒である身で毎回が習得することだらけだということもあり、ひとりひとりのクライアントに真剣に向き合うので一日が終わるとけっこうどっと疲れる。
二十代の若い生徒に混じって、しかも当たり前に全員がネイティブイングリッシュの人々で、その中で英語が流暢でない2年後半前にハワイに来た日本人の私が最後までやりきれるのかしらと先月下旬くらいまで不安でいたが
慣れてくると不安も少しずつなくなってきた。
こんな状態だけれど、得な事もあるのだ。
クライアントと話しているうちに、私の英語がネイティブではないことが判明すると、どこから来たの、いつ来たのなど聞かれることがある。
私が日本人で日本から数年前に来たことを知ると
何故か私がマッサージが上手いと思ってくれるクライアントがけっこういる
それに日本から来て英語も流暢じゃない事が、逆に応援してあげようと思われるらしい
なので時々スーパーチップをいただくこともある。
マッサージの料金はスクールがとるのだが、チップは学生がもらえる
料金は1時間で$50, 90分$70、まだハワイ州のライセンスを取得していない生徒がマッサージするので相場の半額くらいの料金設定だ
たいていチップは$10,$20くらいだけれど、マッサージの内容や私を気にいってくれると$30くらいくれるクライアントもいるので、時々は一日4人でチップだけで$100くらいになることもあるのは驚いた。
初めはこんな英語でクライアントに接客、マッサージをして本当に大丈夫なのか不安だったが
出たとこ勝負と言ったらいいのか…
もう始まってしまったのだから、やるしかないのが現実
日本からこちらに来て数年の私に励ましや助けなどの気持ちで接してくれるクライアントたちには感謝の気持ちでいっぱい
海外で孤独を感じる邦人が多くいる事も事実で
私もそういう時期もあった
でも実際、学校に行って試験に通らなければならなかったり、働くと孤独を感じていた時期とは違って毎日があっという間に過ぎていくようになる
もちろん日本の様々な物事に後ろ髪を引かれるのも事実だけれど
グリーンカードを取得して就労許可が出るまでは働くことができないため収入がない状態で過ごさなければならず
やっと仕事を得て収入を得るようになると自由度が大きくなるし
更に次の段階にステップアップというように目的達成のための努力が根底にあるため
少し嫌なことがあったとしても引き下がれなくなってくるのかもしれない
やはり何らかの応援はとても助けになっているようだ。
こちらに人々が思いやりがあり、寛大であることに本当に感謝している。