Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

ハワイの庶民の現実的生活


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※写真はバナナの林と言ったらいいのか…バナナの木が密集している部分

 

日本では以前から残業が問題になっているけれど

 

アメリカでは無給の残業は法律で禁止されている

 

...とだけ聞くとアメリカの方がいいではないかと思うかもしれないが

 

現実はそんなに甘くはないアメリカ

 

とくに物価が高い州で生活する一般庶民は仕事を2つも3つもかけもちしている人もいる

 

サンフランシスコは物価がとても高いと言われているが

 

食べものの値段はやはりだんとつハワイが高い、

 

しかもハワイ州でもオアフ島はまだいい方で

 

マウイ島はオアフ島よりさらに高い

 

食べものなしでは人は生きていけないので、どうしても購入しなければならないとなると

 

もちろん家賃、家もメチャクチャ高く

古いぼろい家でも1億5千万くらいはあたり前だし、

別に高級食材や無駄なものを買わなくてもエンゲル係数が高くなる

 

先日、クラスにやってきた新入生は43歳だった

 

彼は子どもが4人いて、下二人はまだ3歳と1歳

 

奥さんは働こうと思っても働けない

 

なぜならハワイの保育園に子どもを通わせると

 

ひとり月24万円かかる、ふたりだと48万円

 

別にインターナショナルスクールとかリッチな家庭向きの保育園でなく

 

ごく普通の保育園代の費用だ

 

だから毎月の保育園代よりうんと稼げるくらいでないかぎり

 

自分で子どもの世話をするしかない

 

その新入生はそういう状態で奥さんが働けないし子どもも4人なので

 

仕事は2つ掛け持ち、ひとつは給料がいいという理由で刑務所の夜間見回り

 

寝ないでもうひとつの仕事にもでかける曜日もあるそうだ

 

それだけでも大変なのに、合法でマッサージの仕事をしたいので

 

マッサージセラピストの学校に通うことに決めたそうだ

 

彼は学校に通うことでさらに睡眠時間を削らなければならないので

 

学校のインストラクターは心配している

 

マウイ島での一般庶民の暮らしで大変なことはいろいろあり

 

老化するほど様々な病気にもなりやすく日本のように医療費が安いのであれば

 

いいけれど、ありないほど高額な医療費のアメリカなので

 

老後、収入がなくなった時のことを考えると

 

家を売ってラスベガスに移住し、そのお金を老後の生活に当てようとする

 

そんな傾向もだんだんでてきているマウイ島の庶民

 

犯罪、ワイルドファイヤー、ドラッグ、ホームレス、物価の高さといろいろ問題はあるけれど

 

人と人が助け合ったり支え合ったりすることが実感できる

 

私が会った人たちがたまたまいい人ばかりだったのかは知らないけれど

 

人種を超えて、それを感じる

 

日本には良い部分がたくさんあるけれど

 

職場などで人間関係は微妙だと感じてきたのも事実

 

日本に本帰国した時、私はどう感じるのか...

 

 

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