日本で働いている時はお弁当を作って持っていったり、職場近くにランチに行ったりするのは当たり前だった。
日本人はひとりで食事する場合も、栄養のバランスや健康面も考えていることに慣れているというか、それが当たり前すぎて特に意識していないのかもしれない。
こちらの職場では、ランチ休憩でも皆、同僚たちはスナックバーやポテトチップスをかじったり、時々ファーストフードを食べたりするのが普通で日本のように手をかけて作ったお弁当を持ってきたり、個食で食べれるレストランがない。
休憩室には無料のキャンディバーのスペースもある。
しかもマネージャーの差し入れでクリスピークリームドーナツの大箱がテーブルにドンと置いてある。
日本にいた時に働いていたアメリカの会社もアメリカ人の上司がクリスピークリームドーナツを買ってきて部下用にカフェテリアに置いてあった。
アメリカ人ってそういうものなの?
もうどこにでも太るための罠が仕掛けられているみたいな環境。
ひとりでレストランに入ると一人分の食事のチップしかもらえないので、ウェイトレスはいい顔しないのだ。
しかも無理やりひとりでレストランで食事しても食べきれない量なので残すか食べ残しをボックスに入れて運ばなければならないけど職場にそれを運ぶのも面倒。
日本のようにひとりで食べきれる量を提供してくれると便利なのに...
疲れて帰宅となるとピザを買って帰るというのもアメリカの日常。
仕事で帰宅した後も自分や家族の健康を考えて何を作ろうかと考える日本人とは違う文化だ。
ファーストフードやピザを買ってきてくれると喜ぶアメリカ人の子ども達。
ちなみにピザは野菜に分類されるというアメリカの記事を見た。
アメリカの学校で毎日提供されるフライドポテトの量を減らすことが目的。
冷凍ピザに塗られるトマトペースト大匙2杯を野菜1食分としてカウント。
これを聞いた時は衝撃的だった。
健康面、栄養バランスのことはほとんど気にしないで生きているように見える。
プロテインドリンクを飲んでいる、プロテインバーを食べ、ビタミンなどのサプリメントを摂ることで健康に気を付けていると思っている。
こちらに25年住んでいるオキナワンの友人も子どもは野菜を食べないからビタミン剤のグミで補っていると話していた。
このように考え方が日本人に比べてとても簡単。
そういうアメリカ人の食生活は日本人に比べ、フレッシュな野菜や果物をとる機会が極端に少ないから、体内の酸化で老化が早くなるそうだ。
日本人に比べてたしかに老化が早い人が多い。
40代でも顔中皺だらけ、いや身体もシワだらけな白人。
なのでしわ取り、リフトアップ、フィラーなどを40代でも始めている。
日本ではそういうアンチエイジング系は多分60歳前後じゃないかしら。
な
やはり日本人の食生活って優れているから老化速度が遅いのだと思う。
こちらに住んでいる私はアメリカの食生活にどっぷり浸りたくないので、なるべく体内酸化しにくい食材を選びたいけれど、アメリカ人の夫がいるので日本にいた時のような食生活は難しい。
こちらに来てそろそろ2年だけど、まだ健康に配慮した食生活を固定化させるのが大変だと感じる。
日本にいた時にはなかったお腹のゴロゴロ感。
いやインドにいた時もそれはなかった。
インドではほぼベジタリアン的な食生活でフレッシュな野菜やフルーツ、様々なスパイスとハーブの食生活だったのでいたってヘルシーな腸を保つことができた。
お腹の調子が悪い時、何が原因なのかを突き止めるテストがあるそうだ。
例えば小麦粉が合わないとか、ナッツ類が合わない、とか…
お腹ゴロゴロだけでなく、アレルギーや肌の不調、疲れやすいなど、不調がある場合にそのテストでどの食べ物が原因なのかがわかるそうだ。
食物過敏症検査のテスト。
毛髪などを送って検査してもらうのだけど、970項目で現在$38.
テスト内容は
食べもの、飲み物
環境過敏症
重金属ミネラル
ビタミン
添加物
腸の健康
消化
テストの結果で自分に合わない食べ物を食べないようにするだけで体調が改善される。
私の場合はたぶんナッツ類とドライフルーツ、小麦粉を使った食品を摂りすぎた時にお腹がごろごろするので、それを確認したい。
やはり腸活は大切。