インドに住んでいた時、毎日のようにチャイを飲んでいた。
仕事の休憩中にセラピストが作ってくれたり、外の露店でもどこでもチャイを売っていて、一杯ずつその場で作ってくれる。
誰かの家に行っても、まずはチャイ。
インド人も甘いのが好き。
日本人よりだいぶ甘くする。
チャイの茶葉はコロコロっと丸みがあるものでないとミルクに合わないのだ。
スパイスなしのチャイ、スパイスありのチャイを選ぶ。
インドではスパイス入りはマサラチャイという。
スパイスの種類は体調や季節に合わせて選ぶ。
でもとりあえず、しょうがだけで作るチャイもおいしい。
あればシナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグ、オールスパイスをミックスして加えたり。
どのスパイスが好きか、お好みにもより、毎回気分で変えるのもチャイ作りの楽しみ。
寒い日に暖まりたい時、風邪気味でぞくぞくする時、夏に冷たい飲み物ばかり飲んでいる時、運動不足で体内の巡りが悪く滞ってるような不快感がある時、すっきりしないような気分の時にもチャイは便利な飲み物。
今回はしょうがのチャイの作り方。
分量 : カップ 1~2杯
材料 : アッサムティー(コロコロ丸みのある茶葉) 小さじ1~2杯
しょうが 親指大 1~2個 好みで増減
水 約1カップ
ミルク 約1カップ
砂糖 量はお好みで
作り方 : しょうがは洗ってハンマーで軽く叩きつぶす。
なぜかハンマーで叩きつぶすとちょうど良い加減になる。
なければ何かで代用してみて。
鍋に水としょうがを入れて沸騰させる。
沸騰したら、茶葉を入れて少し煮だす。
そこへミルクを加えて鍋のふちぎりぎりまで沸騰させること、2~3回。
こぼさないように鍋を持ち上げて火から離して加減するのがコツ。
フィルターで濾して好みで砂糖を入れる。
これがインドに住んでいた時にインド人から習ったチャイの作り方。
インドではチャイは小さなカップに入れて飲む。
おかわりもOKだけど、一杯だけ飲む。
どうしてかと言うと、インド人は一日に何度もチャイを飲むから。
朝起きたら一杯、昼に一杯、3時頃に一杯、6時頃に一杯、夕食後に一杯と本当にインド人はチャイをよく飲む。
ハワイに住んでいても、時々はチャイを飲みたくなる。