先日、日本人観光客がホノルルで強盗に合ったそうだ。
アラモアナショッピングセンターの駐車場で、男が近づいてきて肩にかけていたバックをひったくろうとしたらしい。
その日本人観光客は引きずられて地面に身体を打ちつけて、怪我をしたらしい。
その強盗が拳銃などの凶器を持っていなかったのが幸いだ。
忙しい日本の生活を離れ、ハワイに来れば開放感に浸り普段より緊張感がなくなるのもよくわかる。
でもハワイ州は拳銃を家に保管してもいい州だ。
外出時に銃を持ち歩いてはいけないが、まともな状況、まともな精神状態でない人ならそんな法律なんて守らないだろう。
ホノルルでさえ、拳銃での殺人や負傷事件は少しずつ増えている。
ホノルルのショッピングモールなどの駐車場に車をとめる時はよく場所を選んでほしい。
私の夫はニュージャージー州からマウイ島に移住した。
だからアメリカでなるべく危険を避けるための行動を子どもの時から知っていて、身についている。
アラモアナなどのショッピングモールに駐車する時は、必ず店が並ぶ側のなるべくそばを選んで駐車する。
人目があるからだ。
それと、どんなに高級ホテルに宿泊していていても、そのようなショッピングモールや通りを歩く時は、ひとめでわかるようなブランドロゴが入った服やバックでは歩かないこと。
スリやひったくりは簡単に狙えて、お金を持っている観光客を常に探してしる。
大通りだから大丈夫だとは思ってはいけない。
日本人観光客の女性がブランド品を買ってブランドの大きなペーパーバックをいくつも持って歩いているが、それは強盗にとってかっこうの餌食。
ブランド品を買う予定なら、買った後は即、タクシーを店内で呼び待っていた方が安全だ。
物価が高騰しているハワイは生活困窮者も増えているため、犯罪件数も増えている。
ホテルの部屋から一歩出たら、気を引き締めて行動を。
マウイ島でさえ、こんなこともあった。
こちらで暮らす日本人の車が盗まれた。
車の中にはその人のペットの犬がいた。
数日後、その犬はハレアカラの山で見つかったそう。
ホンダやトヨタの車の部品は高く売れるので、盗人は目をつけている。
物価高騰で家賃も払えなくなった人が増え続けているアメリカは更に治安が悪くなっている。
ハワイも昔と違ってきた。
日本からの観光客の方々には安全にハワイで過ごし、良い思い出を持って日本に帰国してもらいたい。