Sunnyday’s diary

49歳で離婚、50代で国際再婚活、アメリカ人の夫との生活

アメリカ人はマッサージの圧が強いのが好き?


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※写真はマッサージテーブルでのストレッチ風景

 

 

ハワイ州認定のマッサージライセンスを取得するためにマッサージセラピストのスクールで160時間以上のマッサージをクリニックで実際にクライアントに行い始め

 

あともう少しで終了できるところまできた

 

果たして160時間以上終了できるか不安交じりで

 

理論も含めると600時間超

 

すべての試験に合格し、すべてのアセスメントを提出しないと卒業できないため

 

ある生徒は不安になってしまうので

 

経口のハーブレメディーを常備していた

 

アメリカ人で英語になんの不自由もなく

 

成績優秀な彼女なのに、不安だなんて

 

英語も流暢にできない私はどうなってしまうのか....

 

しかし実際悠長に悩んでいる暇もなく

 

学校に行けば、クライアントの予約がぎっちり入っていて

 

様々なアメリカ人にマッサージしなければならない。

 

ある長身のアメリカ人の男性にあたった時

 

90分のうち、ほとんどをディープティシューマッサージで

 

脊柱に集中してほしいと頼まれた

 

 ディープティシューは筋肉の深部組織に働きかけるマッサージで

 

強い圧が好きな人向き

 

90分のうち、リクエストを受け入れなくてはならないので60分を背中にスウェディッシュを中心にいくつかのテクニックを入れ圧を加えた

 

なるべく手指に負担をかけずに、圧を加えるには

 

姿勢や体重移動、腕や肘圧が大切だけど

 

アメリカ人男性は日本人からすると過激なくらい強い圧を好むため

 

最後はタイ式マッサージで自分の体重ごとクライアントの上に乗ることもある

 

しかし強い圧をかけるのを続けていくと、さらに強い圧がほしくなり

 

下手すると筋繊維や毛細血管が切れてしまうことがあり、自動的に修復機能が働き

 

さらにその部分が固くなって更に凝りやすくトリガーポイントまでできやすくなる

 

圧が弱いとか、足りないと感じても適切に筋肉や骨に沿って正しい角度で圧を入れたりロングストロークで流せば

 

滞っている部分を無くし、全身を血液循環させることになるが

しこりのように凝り固まった部分はくせがついてしまったかのようにすぐにまたできてしまうので

たまに行くのではなく、連続して回数をこなしてくせをなくさなければならないのが事実だし、更に言えば、どうしてその凝り固まりができるのかという原因の一つに

 

生活の中で同じ姿勢をとる時間や回数が多いことから、自分で生活の中でストレッチやヨガ、弱い部分の筋肉やその部分を支える筋肉も鍛えなければならず

 

年齢とともに弱ってくる体は鍛え、休ませ、マッサージで自主管理が必要になってくる

 

 

 

私は生徒同士の練習でモデルになる時は中くらいから軽いプレッシャーを希望する

 

一度、ある生徒のモデルになった時

 

外側広筋、股関節近くを強い肘圧をかけられて

 

一週間くらい大きな青あざができてしまった

 

彼女はシニアスチューデントですでにクライアントにマッサージをしていたので

 

強い圧をさんざん希望されていたのだと思う

 

私が彼女にした時、彼女が一番好きなテクニックは拳で圧を加える強いマッサージだった

 

私はアメリカ人のマッサージセラピストからは拳や肘圧を受けるのは

 

青あざの出来事があったため抵抗があるので、圧は中から弱めでと伝える

 

日本に帰国して日本人のセラピストさんなら、不安がないのではないかと思っている

 

やはりどうしても、人種的な体格や力加減は異なると体感した

 

 

アメリカ人は日本人に比べ胴体がかなり厚い人が多く

 

マッサージテーブルを低くしても実際に圧をかける時

 

その厚みでかなり高くなるし、マッサージテーブルにうつ伏せになってもらい

 

横からみると厚みがある胴体なら軽く30センチ以上もあり、

 

重いクライアントだと脚を持ち上げる時に、まるで重い材木のようだと感じる

 

やはり組織が厚いので強い肘圧が必要になり、太極拳のように動く体重移動でも足りないくらい分厚い人もいる

 

逆に滅多にないことだけど、極端にやせ細ったクライアントが来て、ディープティシューを希望する事があった。

 

しかしあまりにもやせ細っているので、インストラクターはスウェディッシュマッサージで軽いロングストロークをするだけでも危険なのに、

 

リクエストのディープティシューなんてとんでもないと判断して本人に伝えるとマッサージはキャンセルしてお帰りになった。

 

日本ではアメリカよりとても痩せている人が多いから、ディープティシューマッサージをやっているところはあまり聞いたことがない

 

先日、インド系アメリカ人が来て、ディープティシューマッサージを頼まれた

 

解剖生理学用語も使いながら、やってほしい箇所を伝えられたので

 

その分野で働いている詳しい方なのかと思ったが

 

細身で薄い体系なので、ディープティシューマッサージで本当に大丈夫かなと思い

 

軽めにすると、もっとディープに強くしてと言うので、希望どうりにすると

 

やはり耐えられなかったので、結局はエフルラージュという軽めの圧でちょうどよかった

 

やはり体系の違いや年齢でもどんなマッサージが自分に合っているのか、

 

マッサージを受ける前に確認しておくといい

 

そのインド人男性の記入してもらったコメントの中には

 

見た目より彼女はとても力があると記されていて

 

思わず笑ってしまった

 

分厚いアメリカ人をたくさんマッサージするうちに

 

自分でも気がつかないうちに強くなっていたようだ

 

他にもアメリカと日本では様々な違いがあるので

 

また別の機会に書こうと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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