自分の書いてきたブログを読むと、あることに気がついた。
住んでいるのがハワイなのにワクワクするような、キラキラするような、素敵なハワイについてではなく超現実的な記事がほとんどだ。
こちらに移住する前に過去ハワイには夫に会いに来たことも含めて短い旅行で6回くらい来た。
一番初めにハワイに来たのは17歳。
高校の同級生のご両親がワイキキにコンドを持っていて、彼女は両親とだけ一緒に過ごすと退屈なので私を誘ってくれた。
そして前の夫と新婚旅行は前の夫の希望、家族旅行は母の希望、現地に住む友人を訪ねたのはその友人が誘ってくれたから。
なぜかハワイは自分の意思というより私の周囲の人との関係性で縁がある。
私が自ら決めて行った国と私との間には引力が強くなかったようだ。
一度または一定期間だけの繋がりだった。
旅行はワクワク、キラキラ。
住むことは現実に向き合う重さがある。
こちらに来て1年8か月目。
まだまだやるべき事、やるべき課題をこなしていかなければならない。
こう書くと楽しみがないみたいだけど、時々は夫と朝に朝食を食べに出かけ、その後に数ある美しいビーチを散歩したり、シーズン中はスタンダップパドルをしたり、週末はファーマーズマーケットに行ったり、あとはたまに夫の好きなバンドのコンサートに行ったりなどなど。
それからハワイ州の運転免許証もとれたので、ひとりでふらりとビーチに出かけてみたいなあと思っている。
夫はゴルフ三昧で留守が多いけど、私にとってはそれでちょうど良い。
どうも私はひとり時間が必要な人間らしい。
ひとりでふらりと出かけることが増えたら、近い将来は私的に好きなものの写真を撮ってブログでお見せするようになるかもしれない。